2016年8月6日土曜日

The X Files Season 1, Episode 3 File No.1x02 Squeeze(スクィーズ)

The X Files Season 1, Episode 3 File No.1x02
Squeeze
スクィーズ

"The X Files" Squeeze (TV episode 1993) - IMDb


捜査内容
被害者の肝臓をえぐり取られる密室殺人

Xファイル的要素
体を自由に変形させ人間には不可能と思われる狭い隙間でも通過可能なミュータント

証拠品
通気口についた指紋
殺害現場からの盗品

行き先
メリーランド州 ボルティモア
BALTMORE,MARYLAND

ワシントンD.C.
WASHINGTON,D.C.

犯行現場 アシャーの事務所
CRIME SCENE GEORGE USHER'S OFFICE BALTIMORE,MARYLAND

犯行現場 午後7時15分
CRIME SCENE,7:15 P.M.

FBI分析室
F.B.I.BUREAU BALTMORE,MARYLAND

リン・エーカーズ隠退所
LYNNE ACRES RETIREMENT HOME BALTIMORE,MARYLAND

エグゼター通り 66番地 午前11時30分
66 EXETER ST.,11:30 A.M.

エグゼター通り 66番地 午後7時25分
66 EXETER ST.,7:25 P.M.

被害者
ジョージ・アシャー、トーマス・ワーナー他2人

容疑者
ユジーン・ヴィクター・トゥームズ

スカリー捜査官の捜査途中報告
慎重に検討した結果、以下の推論に達した。
犯人は年齢25歳から35歳の男性。知能指数は平均以上。
現時点で侵入経路は不明。犯人は建物の内部構造に詳しい者と思われる。配達人や修理人を装い建物に侵入した可能性もある。
この事件で最も特異な点は肝臓の摘出だ。肝臓は自己再生と血液浄化の機能を持つ。肝臓摘出は犯人にとって自己浄化の手段なのかもしれません。
犯人は典型的な強迫神経症と思われます。次の犠牲者の予測は非常に困難です。
連続殺人犯は次の獲物が得られないとき欲求不満に陥り犯行現場に戻ることがよくあります。再び興奮を得るために…
続けて現場を監視するよう提言します。

ユジーン・ヴィクター・トゥームズへのポリグラフ使用事情聴取結果
・Q0:名前はユージン・トゥームズ? A:はい
・Q1:メリーランド州の住人ですか? A:Yはい
・Q2:ボルティモア市動物管理課の職員ですか? A:はい
・Q3:虚偽の答えをするつもりは? A:いいえ
・Q4:大学へはいきましたか?  A:はい
・Q5:医学の勉強は? A:いいえ
・Q6:人間の肝臓を摘出したことは? A:いいえ
・Q7:生き物を殺したことは? A:はい
・Q8:人間を殺したことは? A:いいえ
・Q9:アシャーの事務所に行ったことは? A:いいえ
・Q10:彼を殺しましたか? A:いいえ
・Q11:あなたは100歳以上? A:いいえ (Q11-13問はモルダーが付け加えた質問)
・Q12:”ポハッテン・ミル”へは? A:はい
・Q13:1933年に? A:いいえ
・Q14:このテストが怖いですか? A:いいえ…はい。僕は何もしていないから

【尋問官の見解】
ポリグラフの結果は合格。殺していないとの結論。
【モルダーの見解】
彼は2つの質問(Q11、Q13)にウソをついている。(皮膚と心臓の反応より)

捜査結果
・容疑者はスカリー捜査官の自宅に侵入し彼女の肝臓を取り出そうとするが、モルダー捜査官が到着し逮捕され施設に収容された。

メモ
・アシャーの事務所の通気口は15x46cm
・通気口についた指紋の容疑者によると思われる事件は全部で10件起きている。(内5件は指紋が一致)
・特徴として侵入経路が不明で被害者は肝臓を取られている。
・犯行は1903年(指紋採取不可)、1933年、1963年代に30年ごとに起きており5人ずつ被害者を出している。
・今回の1993年の事件では既に3人の被害者が出ている。
・容疑者の指の長さの推定は25cm
・国勢調査のマイクロフィルム記録上では容疑者は1903年にエグゼター通りに住んでいた。(#103-66 Exeter St. Baltimore, Meryland)
・1903年の最初の被害者の住所はエグゼター通り66 203号室であり彼の住所の真上であった。
・マイクロフィルムの精査結果では容疑者は誕生も結婚も死亡もしていない。
・1933年ポハッテン・ミル事件の担当捜査官フランク・ビッグスは現在、リン・エーカーズ隠退所にいて貴重な話を聞くことができた。
・容疑者は現場から必ず何か小さなものを持ち去っている。(ヘアーブラシ、コーヒーカップなど)
・容疑者の最後のターゲットはスカリー捜査官(ネックレスを気付かず盗まれていた)
・スカリー捜査官の自宅電話は容疑者によって回線を切られていた。
・スカリー捜査官は容疑者の遺伝子テストを行う予定で最初のテストでは筋肉と骨格の発育に異常が認められ新陳代謝率も落ちていることを確認。
・モルダー捜査官曰く、「人は犯罪から」身を守るため大金をはたいて最新の警備施設を設置する。でも彼には役に立たない。」
・容疑者は施設の部屋のドアについている食事提供開口部をじっと見つめていた。(逃走の可能性あり)

総評
・人間の突然変異であるミュータント物。モルダー着眼力と地道なマイクロフィルム精査結果の勝利。

Squeeze - The X-Files Wiki

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